まず、前提としてアンカーとは
アンカーボルト(英語:anchor bolt)とは、木材や鋼材といった構造部材、もしくは設備機器などを固定するために、コンクリートに埋め込んで使用するボルトのこと。 引張りやせん断に抵抗することによって、コンクリートに取り付けられた構造部材や設備機器が、分離・浮遊・移動・転倒することを防ぐ役割をもつ。Wikipedia
建築構造物や土木構造物の基礎(この場合の基礎は橋台なども入る)の場合には、コンクリート打設前に、あらかじめアンカーボルトを埋め込んでおく。この場合、アンカーボルトは鉄筋に結束するか、アンカーボルト用の架台に取り付けて固定するWikipedia
本来アンカーというのは埋め込み式ですがコンクリート打設後に穴を開けてアンカーを設置する場合があります。このコンクリート打設後に設置することから「あと施工アンカー(ボルト)」といいます。打ち込み式(金属系:対象物の母材に打ち込むと拡張して母材と固着するタイプ)やケミカル式(接着系:対象物の母材に充填した接着剤が化学反応して接着するタイプ)で施行します。
コンクリート打設の最初から埋め込まれているアンカーに比べれば穿孔してあとから設置するあと施工アンカーの方が下手をすると強度が落ちる場合があります。例えばアンカーボルトの径よりも穿孔した穴が大きければ当然ですが隙間ができ強度はぐんと落ちます。ただし、弊社はもともと、「あと施工アンカー」を主として事業を開始していることから「あと施工アンカー」に対しては強度も高品質な施工を提供できることに自信を持っています。あと施工アンカーは弊社にお任せください。
あと施工アンカーを実施した場合には併せてアンカー引っ張り試験でアンカーの強度を計測、報告書作成することも可能です。(別途、アンカー引張り試験料が発生します)
詳しい説明は各種アンカー引張り試験のページをご参照ください。